子どもには「自分で考え、自分で行動し、自ら成長する」人に育ってほしい!けれどどうすればいいの?そんなあなたへ、子育ての「ヒント」と、ほんの少しの「勇気」をお届けします!
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けい
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学習塾では、子どもたちに教えることがたくさんありますが、
実の所、私は、子どもたちを「教える」対象としてあまり見ていません。
むしろ、誤解を恐れずに言うならば、
最終的には「教えない」ことを目指しています。
学習塾で教室を運営している人が何を言っているのか、
と疑問に感じられるかもしれません(^^;
けれど本当です。
最終的には「教えない」ことを目指しています。
誤解のないように先に伝えておきますが、
「教えること」を軽視はしていません。
教師の仕事の一つとして、「教えること」「知識を伝えること」は
とても大切なことだと考えています。
それも分かりやすく、効率良く、そして効果的に伝えていくことは、
教師として必要最低限の仕事です。
(そうでなければ、学習塾はすぐに淘汰されていきますから)
けれど、それはあくまで仕事の一つの「手段」であって、
「目的」ではないと思うのです。
教師の仕事とは何でしょう?
人によってその答えは違ってくることでしょう。
また、教わる側の成長段階や状況に応じて、
教師の役割は変わってくることでしょう。
ただ、一ついえることは、最終的には、
「教わる側が自律&自立して、自ら学習し続けられるようにすること」
が、仕事の目的の一つだと私は考えています。
『声に出したい日本語』で有名な教育学者の齋藤孝氏も
『齋藤孝の相手を伸ばす教え力』(宝島社)のなかで
次のように述べています。
---------------------------------------------------------------
そもそも「教育」というものの最終目的は、相手が自立していくことです。
(中略)
自分で自分を伸ばせるところまで育てることが、教育なのです。「教え込む」というのとイメージで分けるとしたら、自分自身で育つ力を身につけてもらうということなのです。
---------------------------------------------------------------
「知識」を伝えるという面だけをみても、教師の仕事の成果は、
「教師が教えること」ではなく「生徒が学ぶこと」にあります。
ですから私は、子どもたちを見る時、
「教える」対象とはあまり見ないようにしているのです。
それよりも、目の前の子に対して
「この子が学ぶ力を身につけるために何が必要なのか?」
「この子に秘められた才能をどのようにすれば発掘できるのか?」
「この子の持てる才能を活かすにはどのようにすればよいのか?」
というように、一人一人の強みを活かして、
可能性に光を当てることに焦点を当てて見るようにしています。
そうすれば最終的に、
「教わる側が自律&自立して、自ら学習し続けられるようにすること」
に近づけると思いますから。
また、そうすると、子どもの見え方が変わってきます。
子どもの中に秘められた可能政に焦点を当てることは、
まるで、宝探しの気分です(^^)v
ワクワクしてきます!
PS:
「知識」を効率よく伝えるだけなら、
インターネットと高性能のパソコンが普及している現在、
正直なところ、ほとんどの学習塾や教師は必要ありません。
e-Learningを駆使し、分かりやすく飽きさせない教材を作れば、
それでことは済んでしまうのですから。
けれど、「知識」の面だけを見ても、それで事が足りてしまうことは、
「稀」であるのが現実なのですよね。
PS^2:
「知識を伝える」以外の何か。
それは、才能を伸ばすことであったり、その存在自体であったり。
教師の役割はたくさんあるようです。
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