子どもには「自分で考え、自分で行動し、自ら成長する」人に育ってほしい!けれどどうすればいいの?そんなあなたへ、子育ての「ヒント」と、ほんの少しの「勇気」をお届けします!
プロフィール
けい
◆ 学習塾で働きながら、
教育現場における
コーチとしても活躍中!
◆ 家庭で、塾で、学校で、
子どもたちが
「活き活き」と「伸び伸び」と
成長できる場をつくる
サポートをします!
カレンダー
リンク
ブログ内検索
毎年、年末に生徒と講師にちょっとした質問をします。
「今年1年を振り返ってみて、それを漢字一字で表すと?」
「来年はどんな年にしたいかを漢字一字で表すと?」
皆、「難しい」といってその場はちょっと困った顔をするのですが、
真剣に考え、楽しそうに答えてくれます。
例えば中1の男の子は、こう答えました。
「今年は新しいことばかりだったから“新”。
来年は2年目なので慣れたいので“慣”かな」
<質問をストックする>
この類の質問は、答える側にも聞く側にもプラスに働きます。
まず、答える側にとっては、振り返ったり、未来をイメージしたりする良い機会になります。
そして、聞く側にとっては、相手の意識が向かっていることを確認することができます。
上の中1男子の例では、私は普段は気づかず見落としていたのですが、彼が少し疲れていたり、混乱していたりしていたことも伝わってきました。
ちょっとしたコミュニケーションの中で、子どもの状態を把握できると、
より精度の高い教育サービスを提供できるようになるので、
私は普段から質問をいくつかストックしています。
質問を意識して使っている人なら経験したことがあると思うのですが、質問をその場でつくろうとすると結構難しいのですよね。
けれど状況に応じた「質問ストック」があって、
その中から選ぶ方式だと、まずは楽に行えるようになります。
(あとは、経験による「パターン認識」と「直感」がものをいいますが。)
そこで、私が普段使っている「質問ストック」の中からいくつか紹介しますね。
これは使えそうだな、と思うものがあったら試しに使ってみてください。
(学習塾で使っているものですが、学校や家庭でも使えます。)
<普段から使える質問>
「この1週間で、良かったこと、楽しかったことは何があった?」
「最近はまっている●●さんブームは何?」
「最近の気持ちを色で表すと何色?」「その理由は?」
「人間だから調子の波があると思うんだけど、
(sinカーブを指で描きながら)最近の調子は波のどのあたりかな?」
「最近、変わったことは何かあった」
「努力したら何でも出来るようになるとしたら、今一番何をしたい?」
「最近、やろうと思っているけれどできていないことって何?」
<節目で使える質問>
「(学年が変わったとき)新しいクラスはどう?」
→「友達は?」「担任の先生は?」
→「教科担当の先生は?」「新しい先生の授業はどう?」
「GWはどう過ごすの?」
→「遊びと学習と生活について、それぞれ一つ、これだけはやるぞ、
というものを挙げるとしたら何が挙げられる?」
「新学期が始まって、●週間たつけれど、慣れてきた?」
「七夕が近いけれど、短冊に何を書きたい?」
→「究極の願いを書くとしたら?」
→「この3ヶ月で絶対に達成したい願いを書くとしたら?」
「みんなあまり知らないけれど、今日はテスト何日前だと思う?」
「(テスト前に)今回のテストで何をどこまで準備としてやりきったら、
自分はやりきった、と納得できる?」
「(テスト後に)次回のテストに向けて、何をしたら、
自分は成長した、と言える?」
使ってみた感想や、相手の反応をコメントしてくれると嬉しいです!
PS:今年の漢字
教室内の「2007年の漢字」トップ3は、
1位「楽」、2位「輝」、3位「成」でした。
なかなか、気持ちのよい漢字ですね。
因みに、私の今年の漢字は「醸」です。
子どもたちが「楽」に「楽」しく「成」長&「成」功し、
「輝」いていられる、「輝」ける未来を手に入れられるように、
環境を整え、子どもたちの力を「醸」し出していきたいと思います。
PR
Comment
この記事にコメントする
Trackback
この記事にトラックバックする: |
カテゴリー
最新記事
(02/01)
(02/11)
(02/05)
(01/29)
(01/28)
カウンター
アクセス解析