子どもには「自分で考え、自分で行動し、自ら成長する」人に育ってほしい!けれどどうすればいいの?そんなあなたへ、子育ての「ヒント」と、ほんの少しの「勇気」をお届けします!
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けい
◆ 学習塾で働きながら、
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こんにちは。
共育コーチの けい です。
みなさん、今年のクリスマスはどのようにお過ごしでしたか?
学習塾ではこの時期は冬期講習期間なので、私は毎年教室にいます(^^;
今年は連日クリパをやり、講師や生徒と楽しい時を過ごせました!
楽しいことはどんどんアイディアが浮かんでくるので、来年のクリパが今から待ち遠しいです!
「受験大変だよ。嫌だよ。早く終わって欲しいよ」
とBさんが口にしていたのを「リフレイン(オウム返し)」するだけで、
Bさんは「もうやる」と自ら机に向かっていきました。
いったい彼女の中で、何が機能したのでしょうか?
<InputとOutput>
私たちは、生きていくために呼吸をしています。
息を吸い、吐きます。
私たちは、食べ物を食べ、不要物を排泄します。
企業は、ヒト・モノ・カネ・情報を投入し、商品サービス・利益・雇用・廃棄物などを生み出します。
地球は、昼に太陽エネルギーを吸収し、夜に熱エネルギーとして放出します。
あらゆるものが、InputとOutputをして活動しています。
もし、Inputだけだったらどうなるでしょうか?
息を吸うだけで、息を吐いてはいけないと言われたらできますか?
できませんよね。
食べるだけ食べて、排泄できなくなったらどうなりますか?
苦しいですよね。仕舞いには死んでしまいます。
企業活動は?Outputがなければ存在価値がありませんね。
地球も、熱放射をしなければ、急激に温暖化が進んで、地上は熱地獄と化すでしょう。
InputとOutputは表裏一体です。
運命共同体といってもいいかもしれません。
InputがあるからこそOutputがあり、
Outputがあるからこそ、Inputがあります。
人間の心のエネルギーも同じです。
何か不安や不満のマイナスのエネルギーがたまっていたら、
それを一度外に出すとすっきりします。
すると、新しいプラスのエネルギーが入ってきます。
<負のエネルギーは誰かに受けとめてもらうと発散できる>
Bさんは、心の中にある不安や不満のマイナス・エネルギーを言葉として外に出しました。
それを私が受けとめて、そのまま返しました。
Bさんは返ってきた言葉を聞いて、「受けとめてもらえた」感をもてたことでしょう。
即ち、「確かに、負のエネルギーが放出された」という感覚をもてたことでしょう。
また、人に自分の言葉を言ってもらうことで、自分の不安や不満を客観的に見ることができるようになります。
「あぁ、自分は大変なんだな。早く終わって欲しいんだな」と。
すると負のエネルギーが溜まりにくくなります。
「だからイライラしているんだな」と、イライラしていることにイライラしなくなったりします。
負のエネルギーは、誰かが受けとめてくれると発散できます。
そしてマイナスのエネルギーをOutputすると、プラスのエネルギーをInputすることにつながります。
<もし「みんなが通る道なんだから」と言ったとしたら?>
それでは、もし私があの時
「受験はみんなが通る道なんだから、弱音を吐くな!」
と言ったとしたらどうなっていたでしょうか?
「たら・れば」の話は正解がなく想像の域を脱しえませんが、よくあるパターンですので、ひとつの視点として話してみたいと思います。
もし、「受験はみんなが通る道なんだから、弱音を吐くな!」と言ったとしたら、Bさんはこう答えたと思います。
「そんなこと言ったって、大変なものは大変なんだもん。早く終わって欲しいんだもん」
そこで「甘えるな!みんな頑張っているんだぞ!」などと畳み掛けたら、Bさんは「▼※□★◆%☆■!!」と反発したことでしょう。
少なくとも、フラストレーションは解消されるどころか、増えていったことは確かでしょう。
この場合、負のエネルギーとは逆のベクトルで、
攻撃するように言葉を返しています。
すると、負のエネルギーを発散するどころか、
負のエネルギーがBさんに逆流します。
そうなると、負のエネルギーが心の中に充満し、
いつ爆発するか分からない状態になります。
また、辛いと思っていることや、私に対する不満ばかりに意識が集中してしまうので、本来持っているプラスのエネルギーを上手く活用することもできなくなりがちです。
負のエネルギーは、誰かが受けとめてくれると発散します。
相手が不安を感じていたり、フラストレーションが溜まっていたりするときは、話を聞いてそのまま返してあげたいですね。
それだけで、この世のハッピーが少しでも増えるような気がします。
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