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子どもには「自分で考え、自分で行動し、自ら成長する」人に育ってほしい!けれどどうすればいいの?そんなあなたへ、子育ての「ヒント」と、ほんの少しの「勇気」をお届けします!
プロフィール
 けい

◆ 学習塾で働きながら、
  教育現場における
  コーチとしても活躍中!
◆ 家庭で、塾で、学校で、
  子どもたちが
  「活き活き」と「伸び伸び」と
  成長できる場をつくる
  サポートをします!
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こんにちは。
共育コーチの けい です。
 
風邪が流行っているようですが、皆さんは大丈夫ですか?
塾でも毎日のように風邪でお休みされるお子さんがいます。
12月はどこも忙しいようで、体調を崩しやすい時期ですので、お気をつけください。
(「忙」しくても、「心」を「亡」くさないように気をつけたいですね)
 
 
ゆうちゃんママさんからいただいたコメントの中で、
「Iメッセージ」で伝えることについて書かれていました。
(ゆうちゃんママさん、ありがとうございます)
 
> まだ幼いですが、6歳の息子がやる気になるときは、母親である私から、Iメッセージで「お母さんは○○してくれて嬉しい」とか「○○頑張ってると思うよ」と伝えた時ですね。
 
今日は、「Iメッセージ」についてお話します。

 
 
90点は素晴らしい!?>
 
テストで90点を取ったお子さんに対して、どのような声をかけますか?
90点!素晴らしい!」
一般的に、このような褒め方・承認の仕方をするのではないでしょうか?
これはこれで良いケースが多いことでしょう。
けれど実は、この伝え方には、落とし穴があります。
 
それは、
「相手が、価値観を押し付けられていると感じたとき」
「相手が、自分のことを評価されていると感じたとき」
です。
 
<ケース1>「相手が90点ではすごいと思っていないとき」
 
教室では、入塾時に現状把握としてお子さんの成績を聞いていきます。
例えば、こんな会話をしたとします。
 
「先日の中間テストについて聞いていいかな?英語は何点だった?」
90点」
「おぉ、すごいね!」
「・・・。(全然。目標は95点以上だったから、最悪だったよ)」
 
このケースでは、「90点=素晴らしい」という「価値観の押し付け」になっています。
ですから私は、数値を聞くときは基本的に「評価」をせず、まず淡々と聞くことにしています。
「特別な笑顔」でもなく、「無表情」(=怖い顔)でもなく、
「何でも受け入れるよ」という気持ちと表情で。
(もちろん、子どもが目を輝かせながら「70点!」と言ったら、
 その瞬間に口元を少し緩めます。
 相手が自信を持っているときですから)
その上で、「Iメッセージ」を使います。
(下↓で述べます)
 
 
<ケース2>「相手との関係が親密でないとき」
 
「先日の中間テストについて聞いていいかな?英語は何点だった?」
90点」
「おぉ、すごいね!」
「そうでもないですけれど。(嫌な気はしないけれど、なんだか受け取りにくいメッセージだなぁ)」
 
相手があなたのことを尊敬していて、評価するに値する人だと思っていれば、このメッセージはスーッと心に入ってきます。
そして、また頑張ろうというエネルギーに換わっていきます。
しかしそうでない場合、このメッセージは受け取りにくいことがあります。
「よく頑張ったね」「頭がいいね」「やればできるじゃない!」
こういうタイプのメッセージを受け取ったとき、どのくらい自分の中に入ってきますか?
つい「そうでもないですけれど」のようなことを言うことはないですか?
 
これらのメッセージは全て、主語が「You」になっています。
そして「あなたは~だ」と伝えることは、相手に「評価されている」と感じさせてしまう可能性を秘めているのです。
 
では、このような時はどのような承認の仕方をすればよいのでしょうか?
 
 
<「Iメッセージ」で伝える>
 
一つの手法として、主語を「You」ではなく、「I」に換えてみましょう。
例えば、次のように。
「(あなたは)よく頑張ったね」
⇒「私には、あなたがとても頑張っているように見えたよ」
⇒「あなたが頑張っている姿を見て、私も頑張ろうという気持ちになったよ」
 
主語を「I」にすると、「見えたり」「感じたり」するのは「私」ですから、否定しようがありません。
また、こういった承認の仕方は、相手の中にスーッと入っていきます。
そして、承認のメッセージがエネルギーに変わります。
 
Youメッセージ」で承認しようとしたとき、
一歩踏みとどまって、「Iメッセージ」に換えてみて下さい。
相手の反応が変わってくると思います。
 
 
<今日の質問>
 ・ あなたは、「褒められたこと・承認されたこと」で、あなたが思い出に残っていることは何ですか?
 ・ それは、どのようなメッセージでしたか?
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Comment
またまた回答!
最近の出来事です。多忙な仕事の合間にあるプロジェクトの準備をしていて、私は心身ともに疲れていました。夕方書類を抱えて廊下をフラフラ歩いていると、後ろから上司が歩いてきて、私の肩をポンッと叩きながら、私の顔を覗き込んで「頑張ってるね」と言ってそのまま去って行きました。
上司の目はまさにエンジェルアイでした。
たったそれだけの会話で、私の疲れは吹っ飛びました。
『私の事、見ててくれてるんだ』と感じられる温かい一言でした。とっても心に染み入って、嬉しかったのを覚えています。
ゆうちゃんママ 2006/12/19(Tue)14:51:00 編集
Re:またまた回答!
ゆうちゃんママさん、コメントありがとうございます。
エンジェルアイで「頑張っているね」と言われたら、大人だって嬉しいですよね。
「私の事、見ててくれてるんだ」と感じられると、エネルギーをもらえます。
私も、コメントをいただけただけでエネルギーが湧いてきます!
本当にありがとうございます!
けい 2006/12/20(Wed)13:25:17 編集
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